あなたは、人間は三大欲求から逃れられないと思いますか?
前回の記事では、食欲・睡眠欲・性欲といった三大欲求から解脱する方法として、「未来予測を捨て、今この瞬間の欲望だけに従う」 という考え方を紹介しました。
しかし、読者からはこんな反論がありました。
> 「結局、食欲が湧けば食べ、睡眠欲が湧けば寝るのなら、解脱していないのでは?」
確かに、一理あります。
しかし、僕の考えにはさらに論理的な返答があります。
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欲望に縛られない時間を最大化する
まず理解してほしいのは、解脱とは 欲望を完全に消すことではない ということです。
僕の定義では、解脱とは 「欲望に縛られない時間を最大化すること」 にあります。
食べたいと願わなければ、日常のほとんどの時間は食欲に支配されない
眠りたいと願わなければ、日常のほとんどの時間は睡眠欲に支配されない
性的欲求も同じ
つまり、欲望が湧いた瞬間だけ行動し、それが終われば再び自由な時間に戻る。
この自由な時間の連続こそ、解脱の本質です。
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未来を信じないことで自由時間を無限化する
さらに重要なのは、未来を前提にしないことです。
多くの人は「明日も食べるだろう」「明日の夜は眠くなるだろう」と未来を信じて行動を繰り返します。
これが、三大欲求から逃れられない理由です。
しかし、僕は 未来が来ることを信用していません。
今この瞬間、欲望が湧かなければ、自由な時間は無限に広がるように感じられます。
つまり、未来予測を捨てることで、自由な時間は単なる「最大化」ではなく、体感的に無限化されるのです。
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まとめ
読者からの「欲望が湧いた瞬間だけ行動しているなら解脱ではないのでは?」という反論も、一瞬は理にかなっているように見えます。
しかし、僕の考えでは:
1. 欲望に縛られない時間を最大化する
2. 未来予測を捨てることで、その自由な時間を無限化する
この二つの原則により、三大欲求からの解脱は現実の体験として成立します。
欲望に従うのはあくまでその瞬間だけ。
それ以外の時間は、完全に自由で、心地よく、無敵感すら味わえる――
これこそ、僕が今、体験している三大欲求からの解脱の境地です。
三大欲求からの解脱――読者からの反論とその答え

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