さて、こんな風にさ、僕はさ、どんな話題でも「解決策」を見出すんだよね。
これは珍しいことなのかな?
テレビで政治家を見て、文句を言う人をよく見るけど、僕はこう思う。
「じゃあ、自分の好きな人に投票すれば?」
「そんな人いない」と言われたら、
「じゃあ、あなたが立候補すれば?」と言うんだ。
だから僕は、そもそも文句を言わない。
世の中のすべてのことに対して、不満がないんだ。
もし不満を感じたら、それを自分で変えられるという自信があるからだ。
多くの人は、環境の変化に自分を合わせて生きようとするけど、
僕は自分は変えずに環境自体を変えていく。
難しいと思うかもしれないけど、僕にとってはそれが自然なんだ。
多くの人は「ルールだから」「上司がそう言ったから」と諦めるけど、
僕は「相手が誰であれ、自分の倫理に合わないことは断る」と決めている。
もし動かしたければ、議論して僕の倫理に沿わせるしかない。
でも正直、相手が僕の倫理に合うことはほぼないだろう。
とはいえ、僕にも弱点がある。
それは相手がひたむきで熱意を持っている場合だ。
そういう時はなぜか同情してしまい、相手の望みを叶えることがある。
理由は説明できず、「気が向いたから」としか言えない。
つまり、僕を動かしたければ「気が向かせる」ことが唯一の方法だ。
このことを「僕は鉄のように硬い」と例えてもらったことがあるけど、
鉄は熱伝導率が非常に高い。
僕の弱点は相手の熱意という「熱」なんだ。
どんなに論理が破綻していても、熱を感じると反応してしまう。
実際に駅前で、片言の外国人が「祖国の人に寄付してほしい」と頼んできた。
もちろん嘘だろうし彼の生活費だろうけど、彼の熱意に心が動かされてお金を渡した。
「何か美味しいもの食べてね」と言うと、驚いた顔で去っていった。
多くの日本人は「騙されないぞ」と思うかもしれない。
でも僕は、騙されているかどうかじゃなくて、彼に食費をあげたいと思ったからあげただけなんだ。
それが僕の自由であり、人間らしさなんだと思う。
僕がどんな話題でも解決策を見出す理由

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