目次 + あらすじ
第1章 大いなる方とは何か
この世界のすべてを司る“存在”について。その実体は分からずとも、完全なる愛と調和を前提に語られる。
第2章 わたしたちはなぜ生まれてきたのか
人生に意味はない。しかし、意味を与えたがる私たちの本能と、大いなる方の意図の交差を読み解く。
第3章 自由という幻想
自由意志とは錯覚であるという衝撃的な真実。それでもなぜか私たちは“自由”に感じるという構造を説明する。
第4章 責任は誰のものか
失敗も成功も、すべては決まっていた。人は自分を責める必要がないことを、論理と実例で明らかにする。
第5章 感情はすべて善である
怒りも悲しみも妬みも、すべては否定すべきものではなく、“与えられた善”であるという革新的な視点。
第6章 裁く心と許す心
他人を裁く衝動もまた自然な感情。しかし、その先にある「裁かなくなるプロセス」を静かに導く章。
第7章 実験的錯覚の自由
「やってみればいい」という自由は残されている。しかし、その実行すら決まっていた可能性を示す思考の冒険。
第8章 運命はすでに決まっている
選択すら“選ばされている”と知ったとき、なぜ心が自由になるのか。運命論がもたらす癒しの力に迫る。
第9章 努力は必要ない
努力は義務ではない。自ずと動きたくなるときだけでいい。その姿勢こそ、人生を軽やかにしていく。
第10章 「頑張らなくていい」という革命
頑張れない自分を否定しなくていい。全肯定の哲学が、現代人の“疲れ”に根本から手を差し伸べる。
第11章 幸福とはなにか
幸福とは、目の前を「受け入れる力」のこと。条件や成果ではない、“無敵状態”への回帰の道筋を示す。
第12章 他人を変えずに、世界が変わる
誰も変えず、何も直さず、それでも世界が優しくなる。それは内側の“気づき”によって始まる。
第13章 死と後世について
死は終わりではない。とすれば、すべての不条理は、次の世界への布石として“最善”である可能性が高まる。
第14章 無敵だったあの頃に還る
赤子のような無垢な安心感。傷つかず、恐れず、ただ在るだけでよかったあの無敵さを再び取り戻す。
第15章 すべては最善である
どんな出来事も、どんな過去も、すべては最善だった。感じるに足る論理と感覚で、その真理を結ぶ。
著書
全人類既救論(ぜんじんるいききゅうろん)
――もう、頑張らなくていい。幸福とは“受け入れる力”だった。
✍️ 武藤 美音翔(むとう みおと)

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